皆さんこんにちは。庭楽館です。
私たちは庭や外構、エクステリアを手掛ける会社ですが、雑草でのお悩みにも対応しております。
刈っても刈っても、際限なく伸びる雑草――。
冬場の寒さに凍えながらの草刈りはとても大変ですし、夏場の炎天下の中での雑草処理も体に堪えます。
今回は、そんな雑草でのお悩みを抱える兵庫県加東市のS様邸の施工についてご紹介します。
雑草の手入れにお悩みがあったS様
S様は、当社のHPをご覧になってお問い合わせをしてくださったお客さまです。
「草が生えるたびに雑草を抜いていましたが、本当にキリがなくて…。
もういっそのこと、『生えてこないようにしたい』と思って、ホームセンターにも売っているような防草シートを使おうと思ったのです。
でもすぐに破れそうだし、キレイに張れる自信がなかったので、業者さんに任せようと思ってお問い合わせをしてみました」
早速、ご都合をお伺いして、S様邸を拝見させていただきました。
計測してみると、50㎡ほどの平らなスペースがありましたが、細かい雑草がびっしり。
この広さの庭の雑草を手入れするのは、たとえ家族全員でやったとしても骨が折れそうな広さです。
石やインターロッキング、コンクリートなどで表土が見えないように埋めてしまうのも手ですが、これだけ広いとご予算なども大きく関わってきます。
手軽に雑草対策を施すなら、防草シートは最適です。
将来的にしっかりとした造園を検討されるなら、現状はまずは防草シートで、とにかくメンテナンスの手間を省いておく、というのが合理的な選択といえます。
ご予算に応じて最適な雑草対策をご提案
そこで、当社で扱っているデュポン社の防草シート「ザバーン」をオススメしました。
ホームセンターで販売されている同様の防草シートよりも耐久性が格段に優れ、国土交通省でも新しい技術として認められたNETIS(新技術情報提供システム)登録商品でもある点がポイントです。
とにかく頑丈で耐用年数も長く、公共事業でも多数の実績がある商材です。
透水性を持ちながらも強靱で、貫通力の高いイネ科の植物の生育も抑制。
当社でも長年施工で使っていますが一切クレームもなく、安心して推奨できます。
ここでいくつか、実績資料をご紹介しましょう。
そして今回はさらに、シートだけでは味気なく、また見栄えも良くないので、防草シートの上に川砂利を敷くご提案をさせていただきました。
川砂利以外にも化粧砂利はたくさんありますが、川砂利はコストが非常に安く、値段の割に見栄えもよいのが特長です。
さらに、洗濯物を干すテラス屋根の下は、砂利だと不安定です。
ここだけインターロッキングを敷いて、安定感や雨あがりのぬかるみなども防げるようにご提案しました。
いよいよ雑草対策の工事が開始!
S様は当社の提案をご理解いただき、プラン通りに施工をさせていただくことになりました。
まず、雑草がびっしり生えた表土をすき取ります。
その後、防草シートを張っていきます。
防草シートを張り終わったら、次は川砂利を敷いていきます。
最後に、テラス下にインターロッキングを敷いて完成です。
「今まで暖かくなると、みるみるうちに雑草が生えてきて憂鬱でしたが、これで雑草抜きから解放されるので、気持ちが晴れやかになりました。
また川砂利を敷くことで庭もすっきりとして見えて、とても気持ちがいいですね!」と、S様よりご感想をいただきました。
いかがでしたでしょうか。
雑草を刈るのは、猛烈な勢いで伸び始めようとする春あたりに行なうイメージもありますが、雑草対策に季節は関係ありません!
冬前に済ませておけば、大晦日の大掃除でお庭を手入れすることなく、キレイなお庭で新年を迎えることも可能ですので、オススメです。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それでは、また次回!
<庭楽館・担当者からのコメント>―――――
雑草でお困りの方が多くいらして、ご相談を受けることがよくあります。場所や用途、ご予算によって、雑草対策の方法はたくさんあります。ぜひ一度、庭楽館へご相談くださいませ!
(1級エクステリアプランナー 赤瀬 伸)
<工事内容>―――――
場所:兵庫県加東市
主な材料:ザバーン防草シート、川砂利 久保田セメントコレクション
施工面積:約50㎡
施工費用:約30万円(材工共)