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6年前に施工したお宅。フェンスいっぱいに咲かせたくって苗を植え、6年かかってここまで成長しました。
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6年前に施工したお宅。フェンスいっぱいに咲かせたくって苗を植え、6年かかってここまで成長しました。
モッコウバラは中国原産で常緑のつるバラです。アーチやフェンスなど、よりかかるものがあると自然にどんどん成長します。。
日本には、江戸時代に黄色の八重咲き品種が渡来したのが最初。インド原産の多年草から作られる木香(モッコウ)の香りに似ていることから、モッコウバラという名前がつけられたそうです。
花色は白、黄の2種類で、それぞれ、ひと重咲き、八重咲きがあります。香りは微香で、白のひと重咲きは、やや香りが強いのが特徴です。一方、八重咲きのモッコウバラには、白、黄ともにほとんど香りがありません。
モッコウバラは通常のバラに比べるととても育てやすく、初心者向けのバラです。育て方のポイントをお知らせします。
☆植え付け時期
植え付けに一番適した時期は10~11月です。
☆植え付け場所
日当たりと風通し。水はけのいい場所を選びます。半日影でも育ちますが花をたくさん咲かせたいなら、できるだけ日が当たる方がいいです。
☆選定の時期
花が咲き終わったら剪定を行います。剪定が終わった後に伸びてきた枝が翌年の花枝となります。
遅くても6月中に剪定をし終えるといいでしょう。
☆剪定の仕方
絡んだ枝や不要な枝を切り取ります。大きく育てたい場合はシュート(株の根元からのびる若い枝)
を残し、形を整える場合は花の咲き終わった枝を半分くらいに切り落とします。
貧弱で弱い枝、古くなった枝も切り落としましょう。
☆誘方法
花を咲かせたい場所を考えながらフェンスに絡ませていきます。絡ませる際に枝をやつるを固定するために細目のワイヤーを結び付け固定します。
☆肥料は?
花後と新芽が伸び始める早春に適量の緩効性粒状肥料を施します。モッコウバラは多肥を嫌うので、やりすぎには注意しましょう。
☆水やりのタイミング
地植えの場合は基本的には水やりは不要で、雨だけで十分です。真夏に雨が降らなかったり、葉っぱに元気がなければ水をあげてください。
☆花が咲かないときは?
モッコウバラは株が大きくならないと花はつきません。種から育てた場合開花には3年以上かかります。
花が咲かない原因としては剪定のしすぎや、時期を間違っている、肥料の与えすぎ、日当たりの悪さが考えられます。
モッコウバラはとげがなく丈夫で育てやすく、華やかで初心者から上級者まで人気のあるバラです。
アーチ―にしたり、フェンスにしたり、鉢植えにしたり色んな楽しみ方ができます。
お宅の庭にあった演出を楽しんでください。